書評

まどかな人びとに結ばれて 詩書

まどかな人びとに結ばれて

詩誌 折々の No.66 2025年11月1日発行に柴田三吉さんの詩集『ひとつの夜とひとつの朝』の書評を綴っております。 ~まどかな人びとに結ばれて~  巻頭詩「ひとつの夜とひとつの朝」は。 「夜がほどけ/朝が結ばれていく」 とはじまり、最終連は 「よろこびと哀しみを得て/ひとを生きた一日の終わりに…
うちがわに広がりをもつもの 詩書

うちがわに広がりをもつもの

折々の詩誌NO.65 2025年7月1日刊 今回ははじめて書評を載せています。 河野俊一さん詩集『ストーマの朝』の書評を綴っています。 ~うちがわに広がりをもつもの~ 「おはよう/と目がさめ/おはよう/と返す/目ざめれば/ まぶしく言葉が立ち上がる/ぐずぐずしないよ/薬は飲んだの/ いっぱい食べなさ…