未完成の橋を架ける 絵画

未完成の橋を架ける

2020年から2024年へ。 瀬戸内海の島めぐりから4年。 ふたたび失われることのない確かな架け橋を 心から心に。 『未完成の橋を架ける』 (アクリル F20号) (*画像は「未完成」の状態です) 無事に橋を描き終わりました。 以下の会場にて期間中作品を展示しています。 OLYMPUS DIGITA…
羽ひらく前の時空(とき) 詩誌

羽ひらく前の時空(とき)

詩誌『折々の』No61 2024年3月1日 発行 今回は「雨蛙」という詩を載せています。 「雨蛙」 一擲の水音は瞬時に 耳を閉じ込める かえる 蛙 鳴くなよ かえる 水田に囲まれた ちいさな家で暮らし始めたころ わたしは眠れないと言ってはよく泣いた かえる 蛙 鳴くなら かえる ひろい水田に囲まれた…
目にはさやかに見えねども 詩誌

目にはさやかに見えねども

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 折々の詩誌No60ができあがりました。 20周年の節目となる今号に参加させていただき とても嬉しく思います。 秋が急に進み、まだかなと思っていた紅葉は 寒さのあまり木々は落葉へと慌ただしく歩を進め 今年は色鮮やかに移りゆく山々の景色を眺める時間は 少ない…
隠れ鬼

隠れ鬼

この角を曲がれば もうすぐに 重みの含まれた手桶の水は 歩くたびにぐらりと揺れた 傾いた片方の肩を引き上げ 持ち手を握り直す 柄杓の柄に水が湿潤していく 感触がわかる ふと呼び止められて 鬼は何処にと尋ねられる 隠すことはできそうになかった あの角を曲がれば もうすでに 黒蝶は美しく 追われるものと…
ともに歩む vol.0 みはらスマイルハート

ともに歩む vol.0

☆9月18日 講演会の御礼を追記しました☆ ☆講演会の御礼のご挨拶に代えて☆ 9月18日追記掲載 予定しておりました講演会を 急遽変更しての開催となりましたが ご来場いただき、ご聴講くださいました皆様には 深く御礼申し上げます。 小澤竹俊氏のメッセージと浜田努氏の講演が お越しくださいました皆様にと…
こだま 詩誌

こだま

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 詩誌『折々の』No.59 2023年7月1日 詩作品「こだま」を収めております。 「こだま」に寄せて。 手を引かれて山に入っていました。 春には春を。夏には夏を。 秋には秋を。冬には冬を。 それぞれの季節を。 季節は巡ってくることを。 わたしたちは、そし…
栴檀の木の下で

栴檀の木の下で

栴檀の木の下で待っていたのは あなたのうた 詩の毛並みは 栴檀の葉よりも やわらかく 栴檀の葉を食み 静かに紡いでいる 揺れる葉から零れた雫は あまりにも暖かい 五月の雨宿り 栴檀の木の下で待っていたのは 決められていた あなたとの出会い 詩の明眸は 栴檀の葉よりも やわらかく 栴檀の葉を食み いま…
0.1番線にて

0.1番線にて

伝え忘れたまま 0.1番線で列車をぼんやりと見送った 旅のあいだを 静かに横切った あの密やかな約束は 片方の指を見失ったまま (略) ゼロ・イチ番線で待っているから とだけ伝えていたから あなたはきっとまだ 列車に乗ったまま 指と指のあいだを 密やかに通り過ぎてゆく 伝えられなかった言葉は どちら…
ことばの贈りもの こどもの図書館

ことばの贈りもの

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 『しまふくろう』 手島圭三郎さんの木版画作品を高知こどもの図書館に 絵本・児童文学研究センターを通してお贈りしました。 来館されるたくさんの方々に触れていただき、そして 手島圭三郎さんの絵本を手にとっていただけますように。 高知こどもの図書館ニューズレタ…