詩書

まどかな人びとに結ばれて 詩書

まどかな人びとに結ばれて

詩誌 折々の No.66 2025年11月1日発行に柴田三吉さんの詩集『ひとつの夜とひとつの朝』の書評を綴っております。 ~まどかな人びとに結ばれて~  巻頭詩「ひとつの夜とひとつの朝」は。 「夜がほどけ/朝が結ばれていく」 とはじまり、最終連は 「よろこびと哀しみを得て/ひとを生きた一日の終わりに…
うちがわに広がりをもつもの 詩書

うちがわに広がりをもつもの

折々の詩誌NO.65 2025年7月1日刊 今回ははじめて書評を載せています。 河野俊一さん詩集『ストーマの朝』の書評を綴っています。 ~うちがわに広がりをもつもの~ 「おはよう/と目がさめ/おはよう/と返す/目ざめれば/ まぶしく言葉が立ち上がる/ぐずぐずしないよ/薬は飲んだの/ いっぱい食べなさ…
無音の庭のなかに

無音の庭のなかに

広島県詩集 第34集(2024年版)出版されました。 今回は『詩人を見舞う』にて参加いたしました。 広島県内の詩人の綴るアンソロジーを 是非お手に取っていただけましたら嬉しく思います。       『詩人を見舞う』  Kotoha Matsuo           庭の姫林檎の枝をお渡ししたの 互い…
ちいさな灯のなかへ

ちいさな灯のなかへ

寒さなど季節的なこともあり、直前のご案内となりました。 文学フリマ広島 2024年2月25日(日曜日)11:00~16:00 広島県立広島産業会館 東展示室 (詳細は文学フリマ広島webにてご確認ください。) 文学を愛する小さな灯の数々が集まります。 みなさま、お風邪を召されませんよう。お気をつけて…
しっとりとした手のひらに

しっとりとした手のひらに

今日ははじめて詩の合評会に参加いたしました。 「折々の」の会にて 同人誌 折々の vol.57を頂きました。 どなたかの前で自らの詩を朗読し 感じられるままに言葉を頂くことの 楽しさと喜びを胸に。 帰路の車内にてゆっくりと詩誌を拝読しながら 車窓から見える 四季折々の眺めは寒露を迎え 黄金色の稲穂が…
ひとつのりんご

ひとつのりんご

静寂にある ことばにふれて ただ此処に在る あなたをえがく 第一詩集『ひとつのりんご』 著者 松尾如華 Matsuo Kotoha 29篇の詩を小さな一冊に致しました。 Nov.2021 南の風社刊 114P・定価1,870円(本体1,700+税) お問い合わせ・ご購入は南の風社まで。 http:/…