詩書

無音の庭のなかに

無音の庭のなかに

広島県詩集 第34集(2024年版)出版されました。 今回は『詩人を見舞う』にて参加いたしました。 広島県内の詩人の綴るアンソロジーを 是非お手に取っていただけましたら嬉しく思います。       『詩人を見舞う』  Kotoha Matsuo           庭の姫林檎の枝をお渡ししたの 互い…
ちいさな灯のなかへ

ちいさな灯のなかへ

寒さなど季節的なこともあり、直前のご案内となりました。 文学フリマ広島 2024年2月25日(日曜日)11:00~16:00 広島県立広島産業会館 東展示室 (詳細は文学フリマ広島webにてご確認ください。) 文学を愛する小さな灯の数々が集まります。 みなさま、お風邪を召されませんよう。お気をつけて…
羽ひらく前の時空(とき)

羽ひらく前の時空(とき)

詩誌『折々の』No61 2024年3月1日 発行 今回は「雨蛙」という詩を載せています。 「雨蛙」 一擲の水音は瞬時に 耳を閉じ込める かえる 蛙 鳴くなよ かえる 水田に囲まれた ちいさな家で暮らし始めたころ わたしは眠れないと言ってはよく泣いた かえる 蛙 鳴くなら かえる ひろい水田に囲まれた…
しっとりとした手のひらに

しっとりとした手のひらに

今日ははじめて詩の合評会に参加いたしました。 「折々の」の会にて 同人誌 折々の vol.57を頂きました。 どなたかの前で自らの詩を朗読し 感じられるままに言葉を頂くことの 楽しさと喜びを胸に。 帰路の車内にてゆっくりと詩誌を拝読しながら 車窓から見える 四季折々の眺めは寒露を迎え 黄金色の稲穂が…
ひとつのりんご

ひとつのりんご

静寂にある ことばにふれて ただ此処に在る あなたをえがく 第一詩集『ひとつのりんご』 著者 松尾如華 Matsuo Kotoha 29篇の詩を小さな一冊に致しました。 Nov.2021 南の風社刊 114P・定価1,870円(本体1,700+税) お問い合わせ・ご購入は南の風社まで。 http:/…