柔らかなくうきを纏って
雨とともに雲が降りた日は
山の緑も包まれて
陽のふたたび戻るとき
雨の名残の優しさに触れて
ことばの港はみえない港。 日常のさまざまな風景に 錨を降ろし 船をやすめ 柔らかな風を感じる 穏やかなひととき
青空のひとつ星
水浅葱の海に漂うように
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