目にはさやかに見えねども
11/19/2023(日)
折々の詩誌No60ができあがりました。
20周年の節目となる今号に参加させていただき
とても嬉しく思います。
秋が急に進み、まだかなと思っていた紅葉は
寒さのあまり木々は落葉へと慌ただしく歩を進め
今年は色鮮やかに移りゆく山々の景色を眺める時間は
少ないようです。
朝市に季節の野菜や果物などと一緒に
山紅葉を持ってきてくださり
静かに人の行き交う朝の駅前通りを
山の秋を背負って歩きました。
今回は『さくらんぼの木』という作品を収めています。
故郷の詩の源流となった懐かしい方との会話を
詩に綴っています。
『さくらんぼの木』 (梅雨が明けるまでに 探しておきましょう) 懐かしい声の向こうは 遠い故郷 姿はみえなくても 会話は続いている